ハートブレイク食堂

癒しを求めて外食ばっかりしています

Vol.6 『鳥はな(新宿三丁目)』名店の本当の名物は大将なのでは

 都内でも指折りの焼鳥の名店『鳥はな』に行ってきました。新宿三丁目の駅を出てずずずいっと北上した花園神社の少し先にあります。カウンターと2人掛けの簡易テーブル(普段はたたまれてる)があるだけの狭い店内。いつも混んでる上に予約不可なのでタイミングによっては入れないこともよくある話。空いててよかった。

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 瓶ビール

 ひとまずビールを注文。ビールは瓶ビールのみで生ビールはありません。あと、値段は分かりません。だってほら。


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 壁に貼られたメニュー

 どこにも値段が書かれていないんですもの。今回は2度目の訪問だったんだけど、初めて行ったときはお会計のときにいくら請求されるのかドキドキしたのを覚えてます。いくらだったかは教えません。みんなドキドキするといい。


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 頑固感を感じる店内の張り紙

 大将は頑固というより口は悪いけどめっちゃ優しいっていう下町風な感じです。下町のことよく知らないけど。合ってる?


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 お通し

 お通しはぬか漬け盛合せとうずらおろしの2品。ぬか漬けがおいしくてビールが進みます。うずらおろしはアテにはもちろん焼鳥の合間に食べるとサッパリしてこれまたいい感じ。

「お兄さん何回目だっけ?」
「僕、2回目です。」
「じゃあ分かってるね。8本でいい?」
「はい、お願いします。」

 串の注文はこれで完了です。この店はおまかせで頼んでおけば間違いないやつが出てくること山の如し。基本おまかせです。大将がこちらの食べてる様子を確認しながらちょうどいいペースで焼いてくれます。そして、食べ方もぶっきら棒かつ優しく指南してくれます。

 それでは焼鳥たちをどうぞ。

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 しそ巻き

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 せせり

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 にんにく芽巻き

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 かわ

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 つくね

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 レバ

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 オクラ巻き

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 手羽先

 おまかせの8本はここまで。全部おいしいです。まだ食べられそうだったのでちょっと追加することに。


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 さびやき

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 砂肝

 追加注文するときに、「さびやきって何ですか?」って聞いたら「うちのは何だっておいしいんだよ!」という答えになってない答えが返ってきて爆笑しました。もう一品注文するときも、

「せせりください。」
「さっき食べただろ!」
「えっ?」
「2本目に出したじゃん!」
「そうだっけ?」
「分かんないで食べてるのかよ!」
「でもおいしかったからもう1回食べたい!」
「まったく…あ、1本しかないや。」
「じゃあ、他に何かおすすめを。」
「うーん、砂肝食べられる?」
「はい、好きです!」

 こんな感じでした。怒られながら食べるの超楽しい。焼鳥はおいしいし大将はおもしろいし最高です。「食べログ見て来る客はロクなのいない。」とも言ってました。おもしろすぎる。

 ちなみに刺しも頼もうとしたのですが、夏の間はやってないとのことで断念しました。残念です。代わりに前回食べたミックス刺しを貼って〆の挨拶とさせていただきます。


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 レバとささみのミックス刺し

 ごちそうさまでした。


『鳥はな』
東京都新宿区新宿5-18-18